自動車産業の将来を担う人材を育成しようと、自動車の仕組みや開発手法が学べる産学官連携の研修が4日に宮城県で始まりました。
この研修は宮城県の自動車産業振興室がものづくり企業への就職を検討している学生を対象に2007年度から毎年開いていて、今年度は4日から県庁や企業など県内4か所で実施されます。
県庁での講義には高校生と大学生あわせて15人が参加し、自動車の歴史や構造についての説明を真剣に聞いていました。
講義は全部で6種類で、現役エンジニアから実際に自動車の設計や開発を学べるほか、工場で生産工程の見学ができます。
高校3年生「これからの自動車のこととか、歴史とか学びたいと思っています」
大学4年生「仕事に対しての予備知識になってくると思うので、そういった知識を持ちながら、実践的な仕事に生かしていけるんじゃないかなと思っています」
研修は9月1日まで行われ、オンデマンドでも受講可能です。