宮城教育大学に、教員を目指す学生向けならではの特色を持つ新たな学生寮が建設されることになりました。
4日は大学と企業3社との間で学生寮建設に向けた締結式が行われました。
新たな学生寮は校舎の老朽化に伴う青葉山キャンパス改修工事に伴って建設されます。
鉄骨4階建て145室で、2024年度に使用開始の予定です。
この寮は「教員養成特化型」として整備されます。「授業の練習ができる場所がほしい」という学生の声に応え、黒板を設置して模擬授業ができる多目的室が設けられます。
大学では、学年や専門分野を超えて学生が集い、アドバイスしあうなど活用してほしいと話しています。
宮城教育大学村松隆学長「学生寮には様々な専門性の人たちが一緒の生活空間の中に入ります。深みのある実習が寮の交流の場を通して可能になると思います」
なお、宮教大青葉山キャンパスの改修は2025年ごろの完了を目指しているということです。