宮城県産の新米が貨物列車で初出荷されました。夏の大雨の影響もありましたが、その後は順調に生育し、品質は良いということです。
仙台貨物ターミナル駅で行われた初荷式には、JAやJRの職員ら約40人が出席し新米の安全な輸送を祈願しました。
ひとめぼれ10.8トンがコンテナに積み込まれ、名古屋に向けて出発しました。
JA全農みやぎによりますと、7月に大雨の影響を受けましたが、その後は順調に生育し1等米比率は96.5パーセントと、前年の94パーセントを上回る高さで例年に比べ品質が良いということです。
全農宮城県本部運営委員会佐々木琢磨会長「品質が一番心配したところでございますけれども、良質な米ができたということで報告もいただいておりますので、安堵しているところでございます。お好みに合ったお米を選んでいただいてたくさん食べていただければと思っている」
なお、9月下旬の天候不良の影響で稲の刈り取りに遅れが出ていて、9月27日時点の進行率は23.7パーセントとなっています。