日本郵便東北支社は、仙台北郵便局の30代の男性契約社員が、郵便物など計173件を隠し、配達していなかったと発表しました。
日本郵便東北支社によりますと、男性社員は、2月14日から3月3日にかけて、郵便物104通と荷物69個を配達せず、配達エリアにあるマンションの宅配ボックスに隠していました。
3月に、マンションの管理人から「大量の郵便物がある」と相談があり、発覚しました。
男性社員は、事実関係を認めていて、「配達が面倒だった」などと話しているということです。
日本郵便東北支社は、差出人や受取人におわびした上で、配達や料金返却などの対応を取ることにしています。
日本郵便東北支社は、男性社員を郵便法違反の疑いで刑事告訴を検討しているということです。