被災地の復興を支え、将来の災害への備えを進めてきた東北大学の災害科学国際研究所が10周年を迎え、記念の式典が開かれました。
東北大学の災害科学国際研究所は、社会に直接役立つ災害研究を目標に東日本大震災の翌年、2012年4月に発足しました。
東北大学として71年ぶりの新たな研究所の誕生でした。
発足から10周年を記念する式典が21日に開かれ、仙台市の郡市長や被災地の自治体の首長がお祝いに駆け付けました。
郡市長「被災地の研究機関としてこの10年、地域への貢献を含めた取り組みを続けてこられたことに心から敬意を表するものでございます
今村文彦所長「災害が残念ながら続いておりますので、それらに対してはしなやかにどのように早く復旧復興ができるのか、その回復力を上げるような地域だったり人の力をご支援できるような研究を実施していきたい」