宮城県栗原市の小学校で男子児童がいじめを受けて不登校になったことを踏まえ、市の教育委員会は7日、いじめ防止対策調査委員会の初会合を開きました。

 不登校になった児童の父親「しっかりと調査して頂いて、早くうちの息子が学校に通えるような対応をとってもらいたい」

 この問題は栗原市の小学校で4年生の男子児童が同級生からいじめを受け去年11月から不登校になっているもので、市の教育委員会はいじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定しました。

 教育委員会は7日午後、いじめ防止対策調査委員会の初会合を開き、大学教授や弁護士、医師、臨床心理士ら6人に委員を委嘱しました。

 佐藤新一教育長「委員の皆様の調査で事実を明らかにして頂き、そのことによって子どもが安心して教育を受けられる環境を整えていきたい」

 委員長には宮城教育大学の久保順也教授が選ばれました。今後、事実関係を調べ、調査報告書をまとめます。