宮城県石巻市に宮城県初の書店併設型のコンビニエンスストア、ローソン マチの本屋さんがオープンしました。

 ローソン マチの本屋さんは、日本出版販売とローソンが連携して展開する書店併設型の店舗で、宮城県では石巻相野谷店が初めてとなります。

 店舗は通常のコンビニエンスストアの商品に加え、約2000タイトルの本や雑誌を取り扱っていて、売り場面積の6分の1が書店スペースとなっています。

 日本出版販売によりますと、書店の数は電子書籍の普及などで全国的に減少していて石巻市でも人口1000人当たりの書店坪数は全国平均の9.7坪に対し、6.3坪となっています。

 来店客「素晴らしいことですね。遠くまで行かなくて済みます」「文庫本も置いてあるし、若い人や子ども向けの本もあるといいなと思って」

 ローソンでは2014年から書店併設型の店舗を展開していて、それまでの店舗に比べ本や雑誌の売り上げは平均で20倍となり、女性や高齢者の来店も増えているということです。

 ローソンエンターテインメントカンパニー河本純季さん「一番近くの立ち寄りやすい本屋として、皆様に来ていただけるような愛されるお店になってもらえたらと考えています」