ベガルタ仙台は13日、モンテディオ山形とのみちのくダービーで終了間際に途中出場中島の劇的ゴールで勝利。ユアスタが歓喜に包まれました。

 Jリーグで通算40回目のライバル対決、これまで仙台17勝、山形が8勝しています。山形は、かつてベガルタを6年間指揮した渡邊晋監督が率います。

 序盤から攻守で主導権を握るベガルタは前半32分、前線で鎌田がボールを奪うと、そのままドリブルし最後は氣田が押し込みます。ディフェンスの間を冷静に狙いすました、見事なゴールで先制します。

 1点リードのまま迎えた後半40分、山形の藤本に鮮やかなオーバーヘッドを決められ土壇場で同点に追いつかれます。

 互いの意地がぶつかり合う試合は、後半アディショナルタイムに右サイド真瀬がディフェンスを交わして中島。

 劇的ゴールでライバル山形に勝利したベガルタ。今シーズン最多となる1万5163人の歓声がスタジアムに響き渡りました。

 中島元彦選手「この勢いを次の試合に向けてむけて連勝を重ねられるように、いい準備をしていきたい」

 ベガルタ、次は17日にアウェーで11位ロアッソ熊本との試合です。