生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る宮城県の気仙沼港に、今シーズン初めてカツオが水揚げされました。

 気仙沼港では、15日朝早く静岡県のまき網船が茨城県沖で取ったカツオ約1.6トンが水揚げされました。

 前のシーズンに比べると半月ほど早い初水揚げです。

 魚市場では初水揚げを祝いセレモニーも行われました。

 菅原茂気仙沼市長「カツオ水揚げ第一船として日吉丸さんに入港いただきました。市民を代表して心から歓迎を申し上げたいと思っています。大変ありがとうございます」

 日吉丸菅野功八船長「まだ小ぶりですね。これからぼちぼち取れてくれれば良いですけどね。その辺は期待してまた操業に励みたいです」

 15日は水揚げ量が少ないこともあり、1キロ当たり平均で910円と例年より高値で取り引きされました。

 気仙沼港でのカツオの水揚げは、11月末まで続きます。