14日の楽天イーグルス、瀧中がノーヒットノーランを逃すも好投し、チームに勝利をもたらしました。

 西武戦に先発したプロ4年目28歳、瀧中瞭太。140キロ台のストレートに90キロ台のカーブ。球速差50キロの緩急を巧みに使い西武打線に的を絞らせません。

 瀧中は中盤から、更に調子を上げます。長谷川、古市、外崎、中村、マキノン、愛斗と6回から8回にかけ6者連続三振を奪い、ノーヒットノーランの期待が高まります。

 迎えた9回。先頭にフォアボールを与えた瀧中。続くバッターはセカンドゴロに抑え、1アウトを取ります。あとアウト2つの所で代打平沼にヒットを許しノーヒットノーランならず。ここで瀧中は降板となります。

 大記録達成とはなりませんでしたが、瀧中は9回途中無失点の好投で今シーズン2勝目を挙げました。

 瀧中瞭太投手「ノーヒットノーランの意識は試合中もずっとありました。こんな機会無いのでやれる時にやりたいと思ったんですけど、まあ僕っぽいなと思います。ここから1勝でも多く挙げていきたいと思います」