4月の消費者物価指数が発表され、仙台市では生鮮食品を除いた食品が前年の同じ月と比べて10.1%上昇しました。上昇率が10%を超えるのは、47年6カ月ぶりです。
総務省が発表した4月の仙台市の消費者物価指数は、天候の影響で変動しやすい生鮮食品を除いた総合指数が、2020年を基準とした100に対し105.8と、前年の同じ月を3.7%上回りました。
このうち、生鮮食品を除いた食品の上昇率は10.1%となりました。上昇は18カ月連続と食品の高騰が続いていますが、10%を超えるのは1975年10月以来47年6カ月ぶりです。
一方で、ガス代は1.4%、電気代は0.9%前の月を下回りました。総務省によりますと政府の負担軽減策による補助や原油価格の下落が主な要因ですが、東北電力の値上げが国に認可されたことで今後、電気代は上昇に転じる見通しです。