大雨被害のリスクが高まるシーズンに入りました。宮城県松島町では、関係者が吉田川の危険箇所を確認しました。
上野比呂企アナウンサー「松島町幡谷地区鹿渡にあります、吉田川の右岸13.4キロ付近です。奥と比べましても傾斜が少しありまして対岸を見て見ましても明らかにこの場所は低くなっています。土のうが積まれていますが2019年の台風19号で越水した場所でもあります」
松島町の吉田川では、迅速な水防活動を行うために情報を共有しようと櫻井公一町長や地元の水防団員、北上川下流河川事務所の職員など24人が越水の恐れがある場所を見て回りました。
松島町では、2022年7月の大雨で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降り、約200棟の住宅が床上や床下浸水し、15カ所で土砂崩れが発生し農地や水田も広い範囲で冠水しました。
櫻井公一松島町長「2019年、2022年と松島町はこの4年の中で2回大きな水害が起きていますので、地域の方々が感じていることを町が取り上げてしっかり取り組むということが必要だと思っています」