宮城県では24日、冬型の気圧配置となり午後からは風が強まって冷たい空気が流れ込みました。25日朝にかけて平地でも雪への警戒が必要です。仙台市宮城野区のタイヤ販売店は、冬用タイヤへの交換作業に追われていました。

 タイヤワールド館ベスト仙台本店渡部凌太店長「事前の予約は終日埋まっている状態で、当日来店して受け付けをした方も作業が入っている状態です。天気予報で雪のマークが出てから一気にお客様の来店が増えて予約がどんどん埋まっていった。朝から晩までタイヤ交換です」

 冬用タイヤへの交換のピークを迎え、予約だけで1日に40件から50件入っていて、さらに飛び込みも1日に10件から20件あるといいます。

 「自分が出掛けるのに普通タイヤだと怖いと思って。交換して良かったです」

 「天気予報を見て今週しかないなと思って。雪マークを見るとそろそろだなと焦りが出てくるので、この時期は天気予報とにらめっこかなと思います」

 仙台河川国道事務所が調査した宮城県大崎市と仙台市青葉区作並での冬用タイヤの装着率は、20日時点で53.9%と前の週から16.3ポイント増えましたがまだ半分ほどで、早めの対応を呼び掛けています。

 タイヤワールド館ベスト仙台本店渡部凌太店長「基本的にご来店いただいた方はなるべく受け入れるようにしているんですけど、時間帯、来店状況によってはできませんとご案内するケースもあります。いざ路面が凍結した時にサマータイヤだとスリップするので安全のためにもスタッドレスタイヤをはいていただいたほうがいい」