能登半島地震を受け村井宮城県知事は4日、全国知事会長として被災した石川県の馳知事など中部地方の自治体トップらと意見を交わしました。
村井知事は4日、中部の9県1市でつくる連絡会議に全国知事会長として参加しました。会議には甚大な被害の出た馳石川県知事も出席し、次のように述べました。
馳石川県知事「時々刻々と事態は変化しておりますが、発災から72時間を過ぎました。引き続き人命救助最優先で取り組んでおりますが、同時に避難所の運営や健康管理にも取り組む必要があります」
被災した富山県の新田知事はブルーシートや毛布、暖房器具などの物資を挙げ「長期化していくと足りなくなるものもあろうかと思う」と指摘しました。
会議では中部9県1市として石川県庁に現地支援本部を置き、全国知事会などとも連携して支援する方針を確認しました。
村井知事は東日本大震災の経験に触れ、被災地が必要とするものをなるべく必要な量だけ届けるために、国が司令塔として人員や物資をプッシュ型で送り込む重要性を訴えました。