宮城県が進める4病院再編計画について計画の白紙撤回を求める市民団体が、県議会に対して議論を促す陳情書を提出しました。
陳情書を提出したのは、ともに市政をつくる仙台市民の会など4団体です。
会長の新里宏二弁護士らが県議会を訪れ、議会事務局職員に議長宛ての陳情書を提出しました。
陳情は、12月の仙台赤十字病院と県立がんセンターの基本合意への抗議や、その基本合意について住民などの理解が得られない場合は白紙撤回とすることなど4項目です。
ともに市政をつくる仙台市民の会新里宏二会長「重点地域指定について厚労省から条件が付されているが、これは極めて異例。その趣旨を踏まえて、仙台市と住民の方と協議をきちっとして、理解が得られなければその時点で白紙に戻していただきたい」
陳情の内容については、3月8日に予定されている県議会の環境福祉委員会で議論されることになっています。