一般ドライバーが自家用車などで客を運ぶライドシェアについて、仙台市では31日に第1弾の許可が出て6月7日からスタートすることが分かりました。

 ライドシェアは、国の許可を受けたタクシー会社の管理の下で一般ドライバーが自家用車などで客を運ぶサービスで、4月に東京都などで先行して始まっています。

 関係者によりますと、仙台市では31日に、数社に最初の許可が出て6月7日からスタートするということです。

 仙台市では、国土交通省が金曜の午後4時台から7時台までと土曜の午前0時台から3時台までに限って実施を認めています。

 東北運輸局はタクシー事業者への意向調査で、仙台市に営業所を置く46社の事業者のうち9社から実施希望が提出されたことを明らかにしていました。

 国土交通省の調査では、仙台市で金曜の夕方は50台、土曜の深夜は30台のタクシーが不足しているとしていて、導入時にはこの半数にライドシェアに割り当てられる予定です。