秋のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン氏と返り咲きを狙うトランプ氏による第1回のテレビ討論会が行われ、90分間の論戦が交わされました。

共和党 トランプ前大統領 「(ウクライナ問題について)真の大統領がいれば、プーチン氏から尊敬を得ていたら、そもそもウクライナ侵攻はなかった。バイデン氏は何もやっていない。むしろロシアをあおった」

民主党 バイデン大統領 「(ウクライナ問題について)こんなたわごとは今まで聞いたことがない。トランプ氏がウクライナに対して何でも好きなことをすればいいとプーチン氏に言った」

トランプ大統領 「(ウクライナ問題について)戦争は解決させます。プーチン氏とゼレンスキー氏の間で。私が就任する前にそうさせる」 「(2021年米議会襲撃について)1月6日まで我々には安全な国境があった。誰も越えられなかった。エネルギーも自立していた」

 司会者に質問への答えになっていないことを指摘されると、トランプ氏は「平和的に、愛国的にと言った」と説明しました。

 バイデン大統領は「トランプ氏が襲撃をあおったのだ」と改めて非難しました。

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