30日から仙台市で始まった人気ゲームアプリ、ポケモンGOの世界的なイベント、ポケモンGOフェストはメイン会場以外でも仙台市の街を楽しんでもらおうと様々な催しが行われています。

 年に一度開催されるポケモンGO最大のイベント、ポケモンGOフェストは30日から泉区の七北田公園をメイン会場に仙台市で開催されています。

 にぎわいはメイン会場だけにとどまりません。青葉区の仙臺緑彩館では、今回のイベントに合わせ2019年からみやぎ応援ポケモンに任命されているラプラスが登場し、約40人のファンが列を作り、写真を一緒に撮って楽しんでいました。

 「可愛かった」「仙台自体初めてで(イベントが)なかったら来ていなかったと思う。知らなかった市もあるのでポケモンを機に知れて回っている」

 ラプラスの形をした箱に入ったようかんが販売され、宮城県外から訪れたファンが土産物として買い求めていました。

 このほかにもラプラスの巨大バルーンを展示したりラッピングバスを特別に運行したりするなど、ポケモンフアンに仙台を楽しんでもらおうと様々な仕掛けが設けられています。

 宮城県観光戦略課佐々木晴奈主事「全市町村にポケモンマンホールを設置していますので、そちらも合わせて見に行っていただき宮城県を巡っていただければと思います」

 仙臺緑彩館ではポケモンGOフェスト期間中の6月2日まで、ラプラスの展示などを行う予定ということです。

 あいにくの雨となった仙台市太白区の秋保温泉にも、ポケモントレーナーの姿がありました。

 「公式ルートで歩くようになっていたので立ち寄りました。温泉も入りたいなと思ったので。来るからには観光も楽しみたいなと」 秋保温泉の秋保・里センターから観光スポットの磊々峡までの道のりは、10カ所設定されたポケモンGOの公式ルートの1つです。

 ゲームをプレーしながら自然豊かな景色やグルメなど、地域の魅力を味わえるおすすめコースとなっています。

 「ポケモンはいます。たくさんいるので」「新緑っていうんですか、葉っぱも青々としてきれいだなと思いました。来て良かったなと思いました」

 秋保・里センター佐藤司館長「30日は午後から外国の方も何組か来て、ここかなって探しながら周っているのは見掛けてました」 公式ルートのスタート地点となっている秋保・里センターでは、週末にかけて季節の花々を楽しめるフラワーフェスタが開催されていて、イベントの相乗効果が期待されます。 秋保・里センター佐藤司館長「色々な催し物やっていますので、合わせて来ていただけると旅の思い出、仙台市の思い出の1つとして秋保も残ってもらえるのかなと思っております。是非来ていただければと思います」