1人の女性が生涯に産む子どもの数、合計特殊出生率が公表されました。宮城県は2023年1.07と全国ワースト3位で、5年連続で過去最低を更新しました。

 厚生労働省によりますと、2023年の宮城県の合計特殊出生率は1.07で、前の年から0.02ポイント下がり5年連続で過去最低を更新しました。

 都道府県別では東京都の0.99、北海道の1.06に次いで全国で3番目に低い数字です。

 全国平均は1.20で、最も高かったのは沖縄県の1.60です。

 宮城県は合計特殊出生率が低い要因について、20代から30代の結婚率が低いことや結婚していても子どもがいない割合が高いことなどを挙げていて、2024年度から不妊治療費の助成を拡充するなどの対策をしています。