郡仙台市長は人気ゲームアプリ、ポケモンGOの世界的イベントについて大きな経済効果があったと振り返り、導入を検討している宿泊税は観光都市として選ばれるために必要な財源だという認識を改めて示しました。

 5月30日から4日間の日程で開催されたポケモンGOフェストでは、メイン会場となった泉区の七北田公園のほか仙台市各地を多くの人が訪れました。

 郡仙台市長「国内外から本当に多くの方々においでいただいたと実感した。飲食、宿泊、お土産などの消費では大きな経済効果があったものと思う」

 郡仙台市長は4日の記者会見で、イベントが成功裏に終わったことに感謝の気持ちを表しました。

 現在、宮城県とともに導入を検討している宿泊税については、観光面に関するサービス向上のため必要な財源との認識を改めて示しました。

 郡仙台市長「ソフト、ハードもやはり必要ですから、観光都市として選ばれていくためにはその財源(宿泊税)をしっかりと確保したいというような思いは、今回のことも見させていただいた上で強く思ったところです」

 仙台市によりますと、ポケモンGOフェストのチケット売り上げ枚数は6万8000枚以上で、5月30日から6月1日までの3日間に仙台市でポケモンGOをプレーした人は26万人以上だったということです。