ロシアのプーチン大統領が18日から北朝鮮を訪問することについて、林官房長官はロシアと北朝鮮との武器移転など軍事的な連携に対する警戒感を示しました。

林官房長官 「一般論としてロ朝間の軍事的な連携協力の強化等を含め、我が国を取り巻く地域の安全保障環境は一層厳しさを増していると考えております。ロ朝間の武器および関連物資の移転等含め懸念を持って注視をしております」

 林長官は情報収集や分析とともに、アメリカや韓国など国際社会と連携していくと述べました。

 また、木原防衛大臣は、北朝鮮からロシアへ提供された弾道ミサイルがウクライナで使用されたと指摘したうえで、「北朝鮮に技術的、軍事的知見を与える恐れがある」と訪問に懸念を示しました。

 ロシア大統領府は17日、プーチン大統領が18日から国賓として北朝鮮を24年ぶりに訪問すると発表しました。