岸田総理大臣の退陣論も出るなか、自民党の茂木幹事長は中堅議員が集まる会合に出席し、9月の総裁選挙の在り方などについて意見交換しました。

自民・大西英男衆議院議員 「政治資金規正法、成立を致しました。いよいよ反転攻勢、我が自由民主党がですね、どん底のなかから国民の期待に応えられるような政党に生まれ変わっていくべき時が来た」

 自民党の当選4期の衆議院議員で作る「いいくに会」の会合にはおよそ50人が参加し、茂木幹事長が経済政策などについて講演を行いました。

 出席者からは次の衆議院選挙への強い危機感が示されたほか、9月の総裁選挙は中堅や若手議員が立候補しやすい仕組みを作るべきなどの要望が出ました。

 茂木幹事長は「総裁選についてのコメントは控える」としたうえで、「できるだけ議論が盛り上がる状態を作ることが必要だ」応じたということです。