沖縄県で、アメリカ海兵隊員の男が女性に性的暴行を加える目的でけがをさせたとして逮捕・起訴されたことを受け、玉城知事は強い憤りを示しました。

 起訴状などによりますと、ジャメル・クレイトン被告(21)は、先月下旬、沖縄本島で、性的暴行を加える目的で女性の首をしめるなどして全治2週間のけがをさせた罪に問われています。

 事件について政府から県側への説明はなく、今月28日、沖縄防衛局から県に連絡がありました。

沖縄県 玉城デニー知事 「こういう状況がある意味で言うと野放しにされているということは、もう遺憾の意を超えている怒りだと受け止めていただかなくてはならない」

 県内では、去年12月に別のアメリカ軍の男が少女に対する不同意性交などの罪で起訴されていたことが分かったばかりです。