警察庁は記録的な大雨で人が流されるなどの被害が出ている山形県に、宮城県警と福島県警から広域緊急援助隊の隊員60人を派遣し、救助活動と情報収集を指示しました。

 記録的な大雨となった山形県では警察官を含む3人が流されたり、広い範囲で川の氾濫や建物への浸水が起きています。

 警察庁は県内での救助活動と、いち早い被害情報の把握に向けて宮城県警と福島県警の「広域緊急援助隊」の隊員およそ60人の派遣を指示しました。

 また、さらなる被害拡大や、救助活動などに備えて、茨城県警と群馬県警の「広域緊急援助隊」の隊員およそ50人も被害状況に応じて出動できるように準備を指示したということです。