地震による落石で通行止めになっている宮崎県日南市の国道で10日、遠隔で重機を動かし、落石を撤去する作業が始まりました。

 日南市では8日、地震で震度6弱の揺れを観測し、日南市宮浦の国道220号で数メートルほどの大きさの落石があり、通行止めになっています。

 国土交通省宮崎河川国道事務所は10日、落石の撤去作業を始めました。

 重機の中に人の姿はなく、数十メートル離れたところから遠隔で重機を操作して作業しています。

 この場所は海岸線のすぐ近くのため、作業員は安全を確保しながら落石の撤去を進めているということです。

 事務所によりますと、撤去作業がいつまでかかるか、めどは立っていないということです。