台風5号はまもなく東北に上陸します。異例のコースを進む台風5号により、東北では記録的な大雨の恐れが出ています。台風5号の進路の予想です。

 現在、宮城県気仙沼市の南東、およそ90キロの位置まで迫っていて、あと数時間で宮城県か岩手県に上陸する見込みです。

 その後は日本海に進みますが、動きが遅いため、北日本では影響が長引きます。

 12日午前中は青森県や岩手県、宮城県で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

 北日本では14日ごろにかけて8月の平年、1カ月分を超える記録的な大雨が予想され、土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒が必要です。