8日に震度6弱を観測した宮崎県日南市では廃棄物の量が普段の6倍以上にも達し、対応に追われています。

渡邉秀史さん(72) 「上にあったのがひっくり返って、これはまだ手を付けられていない。全部の部屋がこういう状態でした」

 渡邉秀史さんは地震で家財道具が散乱し、割れた食器など5袋分を市の施設に持ち込みました。

 こうした廃棄物が急増していて、市によりますと、持ち込まれる廃棄物の量は普段の6倍以上に上っています。

 施設で活動しているボランティアは、建物被害は少なくても家の中で壊れたものや使えなくなった建具などが多く出ていると話しています。