高知県では南海トラフ地震の臨時情報が発表された影響で、観光客に人気の「ホエールウォッチング」が中止になり、損失が200万円近くに上っています。

 黒潮町で35年間、「ホエールウォッチング」をしている会社では南海トラフ地震の臨時情報が発表された影響で、地震発生の翌日から1週間にわたりツアーが欠航になりました。

 お盆休みの時期と重なったこともあって約270人の予約がキャンセルとなってしまい、損失は200万円近くに上るということです。

大方ホエールウォッチング事務局 大迫綾美さん 「やっぱり安全第一というのが大方ホエールウォッチングのやり方なので、お金にかえられないものがあるので」

 再開の時期に関しては、臨時情報の期間が終了する見込みの15日に協議して決めるということです。