夏の甲子園、宮城代表で春夏を通じて初出場の聖和学園は栃木代表・石橋と対戦しました。

 聖和学園にとって甲子園で臨む初めてのゲーム!

 応援団は気合十分!学校にもサッカー部員が集まりました。

 1回裏、聖和学園は宮城大会の打率が5割2分9厘、1番でキャプテンの三浦広大選手が最初の打席でいきなりヒットを放ちます。

 しかし続く中禅寺選手は三振。スタートを切っていた三浦選手も2塁でタッチアウト。先制点は奪えません。

 試合が動いたのは4回、先発・齋藤佑樹投手が1アウト満塁のピンチを招くと・・・

 8番伊沢選手にタイムリーを浴びるなど、この回石橋に4点をリードされます。

 その裏、聖和学園は2アウト満塁のチャンスでしたが、代打・早坂選手は三振でランナーを返すことが出来ません。

 聖和学園は5回から登板したエース千葉桜太投手が要所を締めるピッチング、その後を1点に抑え味方の反撃を待ちますが・・。

 最後まで得点することが出来ず、0対5の悔しい完封負け。

 甲子園初勝利はつかめませんでした。

 齋藤佑樹投手「負けてしまったことは悔しいですが、仲間とここまで来られて、甲子園でも試合はとても楽しかったです」

三浦広大主将「3年の夏で最初で最後の甲子園を全力でプレーでき後悔はない。このメンバーで3年間野球ができて良かったという気持ちが一番強いです」