宮城県石巻市で大雨への備えや防災意識を啓発する展示会が開かれています。

 石巻市で開かれているのは、大雨に伴う水害への防災意識向上などを目的とした、その名も「雨展」です。

 大雨で冠水した場合どのくらいの水の深さで身動きが取れなくなるかを疑似体験できるコーナーでは、訪れた家族連れが水害への対応方法などを改めて確認していました。

 横浜から仙台に帰省した親子(子)「びっくりした」(親)「実際に水が来たような気になって、怖さはすごく伝わってくる。子どもにもここまで水が来たねと分かりやすいので説明しやすいかなと思います」

  また気象庁が実際に使用する「転倒ます型雨量計」も展示されていて、子どもたちは雨水を貯めたますが左右に倒れて雨量を計測する様子を興味深そうに見ていました。

 「雨展」は8月18日まで「石巻市かわまち交流センター」で開かれています。入場料は無料です。