台風5号から一夜明けた13日、宮城県の気仙沼港では、安全のため停泊していたカツオ漁船が再び漁へ出発しました。

 気仙沼港では、台風5号によるしけの影響で漁ができず、12日まで通常より多くの漁船が停泊していました。

 台風から一夜明けた13日朝、カツオ漁船の漁師たちは早速出港に向け準備をしていました。

 第五清龍丸浅野兼吾漁労長「(漁を休んだのは)長い船で4日、この船は3日ぐらいだった。この8月のお盆前は稼ぎ時なので、できれば漁に出てちょっとでも稼ぎたかったんですけど、自然相手なので、台風来たらしょうがない」

 気仙沼港では8月はカツオの水揚げが好調で、1日1000トンを超える日もあるということです。

 準備を終えた漁船は北海道沖の漁場へ向けて次々と出港していきました。