かつてサル痘と呼ばれた感染症「エムポックス」の新種に感染した人がスウェーデンで確認されました。重症化しやすいこの新種の感染は、アフリカ以外では初めてということです。

 スウェーデンの公衆衛生庁は15日、従来のエムポックスより重症化しやすい新種のウイルスに感染した人が国内で初めて確認されたと明らかにしました。

 エムポックスは今年、コンゴ民主共和国で1万5000人以上が感染して537人が死亡するなど、アフリカで急拡大していて、WHO(世界保健機関)は14日に国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言していました。