破壊されたロシア軍の兵器のスクラップから金100キログラムを始め、銀やプラチナなど希少な貴金属が回収され、ウクライナ軍の予算に還元されました。

 ウクライナ国防省は14日、戦闘で破壊し遺棄されたロシア軍の戦車や兵器などから約1000トンの金属スクラップを回収したと明らかにしました。

 スクラップには金100キログラムのほか、銀1900キログラム、プラチナ25キログラムなど希少な貴金属も含まれているということです。

 これらは専門業者によって換金され、今年1月から7月までに2470万フリブニャ、日本円で約8900万円がウクライナ国防省に納められたということです。

 さらに、今年末までに1800万フリブニャ、日本円で約6500万円が納入される予定で、ウクライナの国家予算や軍の予算に活用されるということです。

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