宮城県白石市で江戸時代から伝わる特産品の和紙を使った照明「和紙あかり」の展示会が開かれています。

 国の登録有形文化財・寿丸屋敷を幻想的に照らす和紙あかり。市民グループが開いたワークショップの参加者らが和紙と流木などを組み合わせて作り上げました。

 最優秀賞に選ばれた作品は、和紙特有のやわらかな風合いを生かしている点などが評価されました。

 この他可愛らしいこけしや、白石城の城主を務めた片倉小十郎重綱の奉納絵馬を再現した勇ましい作品など、個性豊かな約90点が展示されています。

 訪れた人「兜とかもあるしね、すごい色々なものができるんだなと思って改めてびっくりしました」「和紙独特のほっこりするというか、全体を通してすごいきれいだなぁと思いました」

 「白石和紙あかり展」は今月20日まで開かれています。