現在も32万人余りに避難指示が出ている、福島県いわき市から報告です。

 (根本晃希記者報告)  いわき市の四倉漁港では10分ほど前から雨が降り始めていて、雨粒自体はそこまで大きくないのですが、風が非常に強く、海も大きく大荒れとなっています。

 いわき市は16日午後3時に市内全域の32万3000人余りを対象に警戒レベル4にあたる避難指示を出し、市内32カ所の避難所に200人余りが身を寄せて不安な夜を過ごしました。

 福島県内では夜遅くから一部で激しい雨が降り続き、8月の観測史上最大の雨量となった二本松市などに土砂災害警戒情報が発表されています。

 引き続き低い土地への浸水、暴風や高波に警戒が必要です。