台風7号の接近から一夜明け、17日の八丈島には青空が広がり、観光客が恐竜時代に迷い込んだような景観が広がるハイキングを楽しむ姿がみられました。

 八丈島は15日から16日にかけて10時間以上にわたり台風7号の暴風域に入っていて、八丈島空港では最大瞬間風速30メートルを観測するなど大きな影響を受けました。

 17日は台風一過で青空が広がり、気温も31.1℃まで上がりました。

 そんななか、台風が接近している間、ホテルに缶詰状態になっていた観光客が島内のハイキングを楽しんでいました。

ツアーに参加した観光客 「もともとダイビングとヘゴの森のツアーを予約していて、どちらもできなくなってしまって、きのうは宿に缶詰。延泊になって1日延びたので電話をしたら、きょうできますとのことで来ました。きのうの台風で潤った感じ。天然サウナみたい。青々としていてきれいでした」

 この「ヘゴの森」遊歩道ウォークは、天然記念物のヘゴシダの群生や恐竜時代に迷い込んだような景観が広がる人気のハイキングコースです。