熊本県で、川遊びをしていた人が相次いで嘔吐(おうと)や下痢などの体調不良を訴えた問題。

 27日、熊本県は川遊びをしていた轟の滝周辺の水質調査を行った結果、滝つぼなどからノロウイルスが検出されたと発表しました。

 27日までに医療機関から報告があった患者数は124人で、検査を行った16人のうち6人からノロウイルスが検出されました。

 遺伝子型が異なることから原因の断定には至りませんでした。

 川遊びでノロウイルスに感染するリスクは普通はない、としたうえで専門家は次のように話します。

国際医療福祉大学 松本哲哉教授 「どんどん水が流れているような場所というよりは水がとどまっているような、池に近いようなところもあるのかもしれませんので、そういったところでは長く汚染している水が一定程度とどまりますから、そういったところで汚染させてしまうと、周囲に感染させてしまう可能性はあります」

(「グッド!モーニング」2024年8月28日放送分より)