有権者への香典を秘書らに持参させた公職選挙法違反の疑いが持たれている堀井学衆議院議員が28日午前、「議員辞職することを決意した」と、コメントを発表しました。

 堀井氏は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し自分名義の香典を秘書らに持参させていた疑いが持たれていて、堀井氏は配布の指示を認めています。

 堀井氏はコメントで「選挙で託された1票を踏みにじる結果となってしまいました。すべて私の順法精神の欠如が原因です」としています。

 堀井氏は、先月自民党を離党しています。

 また、派閥の裏金問題で党から役職停止1年の処分を受け、次の衆議院選挙には出馬しない意向を示していました。