政府は台風10号への対応に万全を期すため、来月1日の「防災の日」に恒例で行っている防災訓練や臨時閣議を中止すると発表しました。

 政府の防災訓練は関東大震災が発災した9月1日の「防災の日」の朝に地震が発生したという想定で行われ、岸田総理大臣をはじめ、すべての閣僚が歩いて総理官邸に集まります。

 そのうえで緊急災害対策本部を開き、国と地方自治体の連携などを訓練しています。

 ただ、非常に強い台風10号が九州に上陸する可能性があり、政府関係者によりますと防災訓練や臨時閣議などを取り止め、台風への対応に専念するということです。