北朝鮮メディアは金正恩総書記がロケット砲の試験発射を視察したと報じました。

 28日付の朝鮮労働党の機関紙は金総書記が27日、技術更新が行われた240ミリロケット砲の試験発射を視察したと伝えています。

 画像からは複数発発射されるロケット砲や着弾し黒煙を上げる様子が確認でき、今回の試験で「操縦性、破壊力などすべての指標で優位性が実証された」としています。

 金総書記は兵器の生産と部隊への配備について「重要方針を示した」ということです。

 北朝鮮は24日にも攻撃型ドローンの性能試験を実施していて、韓国メディアではロシアへの兵器供給の可能性を念頭に置いて相次いで試験を行っているとの指摘も出ています。