立憲民主党の代表選挙を巡り、枝野前代表を顧問に据える党内最大のグループは枝野氏を基本的に支援していくことを決定しました。

立憲民主党 近藤昭一会長 「やっぱり枝野さんの政策が最も近いということでありまして、枝野さんをですね、基軸に全力を持って支えていこうと、こういう結論に至ったということであります」

 30日、開かれた会合では枝野氏の支援を基本とすることを決めた一方で、「顔ぶれがそろわないと戦い方も決められない」として他の候補者を支援する可能性も残しました。

立憲民主党 野田元総理 「(国民民主党との)合流に向けては、これからやっていかなきゃいけないし、エネルギー政策が重要なポイントだと思いますけれども、総選挙までの間にそれを固めるというのは、そう簡単ではないかもしれません」

 枝野氏に続いて立候補を表明した野田元総理大臣は、国民民主党との合流に向け、まずは次の衆議院選挙で選挙区調整を進める考えを改めて示しました。

 来月5日にも記者会見を開き、政策を発表します。

立憲民主党 泉代表 「いつのタイミングで表明するのかというのは、あくまで自由なんですよ。我々の中で考えて判断していきます」

 続投を目指す泉代表は、立候補に必要な推薦人20人の確保について「取り組みは続いている」と述べるにとどめました。