全国で書店が次々と閉店に追い込まれているなか、出版社でも厳しい経営状況が続いています。

 民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、昨年度赤字だった出版社は全体の36.2%を占め、過去20年で最大でした。

 業績が悪化した出版社は6割を超えているということです。

 調査会社は今後、物価高の影響で経営体力が疲弊した中小の出版社の倒産や廃業が進むと分析しています。

(「グッド!モーニング」2024年9月9日放送分より)