陸上自衛隊とフランス陸軍の共同訓練が、宮城県の王城寺原演習場で始まりました。

 日本国内で自衛隊とフランス軍が共同で訓練を行うのは初めてです。

 日本の初代陸軍大将・西郷隆盛の名前を冠した訓練「ブリュネ・タカモリ24」には、陸上自衛隊第39普通科連隊100人とフランス陸軍の50人が参加しています。

 今回は市街地や森に潜んだ敵を探し出す対ゲリラ・コマンドウ訓練や実弾を使用した総合戦闘射撃などを予定しています。

 陸上自衛隊第39普通科連隊 萱沼文洋1等陸佐「フランス陸軍と陸上自衛隊が肩を並べ訓練することは、作戦の実効性を向上するのみならず抑止力を大きく強める効果があると確認する」

 訓練は20日まで続けられます。