宮城県内が舞台となった映画、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の上映が宮城県内で始まるのを前に、khb本社で完成披露試写会が行われました。

 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は、宮城県塩釜市出身で耳の聞こえない親を持つ健聴者=コーダである、五十嵐大さんの自伝的エッセイが原作の映画で、宮城県内の塩釜市や利府町で撮影されました。

 6日、仙台市太白区のkhb本社で行われた完成披露試写会には、山国秀幸プロデューサーと、主人公の母親を演じた忍足亜希子さん、主人公の幼少期役を演じた加藤庵次さんが登壇し、見どころを語りました。

 忍足亜希子さん「聞こえない親を持つ生活、そういったことの人生の成長を皆さんにこの映画で見ていただきたいなと思っております」

 加藤庵次さん「幼少期のシーンは、宮城の景色とかがたくさん映るので宮城出身の僕としてはたくさん見てほしいところです」

 映画を見た人「時々知っている場所もあって、あそこだなっていうのを見ながら楽しく見ていました。耳が聞こえない人ってこういうところで苦労するというか、そういうところがあるんだなと改めて気づきました」

 映画は13日から、宮城県内の映画館で先行上映されます。