日本航空は、大型旅客機の搭乗にかかる時間を短縮する新しい搭乗方法を11日から始めました。

 現在多くの旅客機は後方座席の乗客から案内していますが、日本航空は国内線のうち通路が2本ある大型機で、後方の座席と窓側の座席を同時に案内する搭乗方法を11日から始めました。

 窓側の乗客を前方後方にかかわらず先に搭乗させることで、通路側の乗客の着席がスムーズになります。

 さらに、ファーストクラスなどの乗客だけが利用していた前方の搭乗口も開放し、2本ある通路のうち、奥側の席の乗客は前方から搭乗します。

 新しい方法の導入で搭乗時間がおよそ50秒短縮できるということです。

 今後は国際線への導入も検討します。