アメリカ大統領選挙に向けて初めての直接対決となったテレビ討論会を終え、民主党ハリス氏と共和党トランプ氏がそれぞれ勝利したと自信を示しました。
ハリス氏 「今日はいい日だった、あすから仕事だ。 あと56日ある。やるべきことはたくさんある」
ハリス氏は10日、テレビ討論会を終えた後、支持者らが集まる会場にサプライズで立ち寄り、「今夜は何が危機に瀕しているのかをアメリカ国民に浮き彫りにしたと思う」と手応えを口にしました。
トランプ氏 「とても重要な討論会だ。ハリス氏は今夜負けたからもう1回やりたがっているが、分からない」
一方のトランプ氏は報道陣の前に姿を見せ、司会進行が不公平だったと不満を漏らしつつ、「私にとって最高の討論会だった」と自画自賛しました。
初の顔合わせとなったハリス氏については移民問題や外交問題で「とても弱かった」と振り返りました。
CNNが討論会の直後に発表した簡易的な世論調査では、討論会を見た有権者の63%がハリス氏がより良いパフォーマンスをしたと回答し、トランプ氏の37%を大幅に上回っています。