公務執行妨害などの疑いで逮捕されていたカンボジア人の男4人が、宮城県川崎町内のメガソーラー発電所で、銅線を盗んだとして再逮捕されました。

 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、いずれもカンボジア人で職業不詳のナウ・クゥン容疑者(33)ら4人です。

 警察によりますと、4人は、8月8日未明、川崎町内のメガソーラー発電所で、銅線約558キロ(時価150万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

 4人は、警察車両に乗用車を衝突させたとして、公務執行妨害の疑いなどで逮捕されていて、警察が捜査を進めていました。

 ナウ容疑者は「やっていない」と容疑を否認していて、他の3人は「間違いない」と容疑を認めているということです。

 宮城県内では、今年に入ってからメガソーラー発電所で銅線が盗まれる被害が十数件発生していて、被害額は約4000万円に上るということです。

 警察が、関連を調べています。