米の品薄感が指摘される中、宮城県石巻市で新米の検査が始まりほとんどが一等米と判定されました。

 11日、石巻市の農家が収穫したひとめぼれやササニシキなど計88トンが持ち込まれ、JAいしのまきの検査員が米の色や大きさを確認した他、専用の機械を使い水分量などを調べました。

 前年よりも猛暑の影響が少なく良い品質の米ができたということで、11日に検査したひとめぼれとササニシキは、約99%が一等米でした。

 JAいしのまき米穀課亀山宏道課長「出来としては平年並みに良いのではないか。普段と変わらないようなおいしいお米を届けられればと思っています」

 11日に検査した新米は、21日からJAいしのまきの直売所などで販売される予定です。