7営業日連続で値下がりしていた日経平均株価は、12日は取引開始後から上昇し、一時、11日より1200円以上値上がりしました。

 ハイテク株などを中心に構成されるアメリカのナスダック総合指数などが上昇したことを受け、日本でもハイテク株を中心に幅広い銘柄で値上がりしました。

 また、円相場が一時1ドル=142円台後半になるなど、11日より円安が進行していることも日本株を押し上げる要因となっています。

 11日まで値下がりが続いた反動による買い戻しもあり、12日午前の終値は11日よりも985円高い、3万6605円でした。

 ただ、来週にはアメリカの金融政策を決める会合が控えていて、市場では警戒感が続いています。