実際の景色にバーチャルの犬が現れ、触れ合う体験ができる日本で初めての高齢者向けサービスが登場しました。

 医療系のIT企業が開発した「いつでもワンちゃん」は実際に見ている景色に仮想の犬が現れ、「おすわり」などの言葉やハンドサインに反応して一緒に遊ぶことができます。

体験した人 「映像が非常にビビッドというか、よくできてる」 「おいでって言うと、ちょこちょこって来てくれて、ほんとに可愛くて」

 動物による癒し効果は「アニマルセラピー」として高齢者施設などで導入されていますが、実際に動物を飼うのは負担が大きく、衛生面の課題もあります。

 利用料金は月額2万666円からです。

 開発した企業によりますと、このサービスでは実際の動物によるアニマルセラピーに近い効果が期待されるということで、今後は餌(えさ)やり機能なども追加するとしています。